第3弾はミクロネシア!
2024年10月11日〜18日、初の大地に降り立ちました。
そこは、ミクロネシア連邦チューク諸島(旧トラック諸島)春島。
約130年前、1人の日本人が、珊瑚礁に囲まれたトラック諸島に住み始めた、607の島々が浮かぶ、南国です。
今回も、高知ファイティングドッグス海外事業部と、学校法人龍馬学園、高知県議会議員の方々と一緒に活動させていただきました!(本当にいつも心強いメンバーに恵まれています)
現地の正装は、アロハシャツ!!
第3弾こにたんプロジェクトメンバーの、まうらあかりちゃん(元女子野球選手)とお揃いを調達しての現地入りです!
約16年前、野球スクールの生徒と指導者の関係で、合宿時に同じ部屋に泊まったぶりに、一緒の部屋に寝泊まりするという、本人同士もドキドキの1週間。
それは、感動の連続でした。
エメラルドグリーンに輝くサファイヤのような島々が、飛行機から見えていて、海の綺麗さや、島の多さに驚きながら、空港から車で移動すると、道中には、、、
穴だらけのガタガタ道しかなく、信号や横断歩道なんて1つもない。ん???
そうです、日本に比べると何もかもが、全然発展していないんです。
電気、水道、ガス、下水管、Wi-Fi、、、
日本の当たり前が、まだまだ整っていない島でした。
しかし、日本にないのは、この綺麗すぎる海と砂浜と、魚たちです!
しかし降り立ってみると、漂流したものじゃないゴミが、山になっていました。
なので、まずはゴミ集めを行い、海に住んでいる魚を観察したり、島の歴史を感じるために歩いたり、野球をする前に、現地調査に行ってきました。
チュークの小中学校に訪問したり、ザビエル高校を訪問し、現地の子供達と触れ合う機会をいただき、とっても歓迎していただきました。
共通語は英語とミクロネシア語。
この島の経済や環境を発展させたのが、日本人の「森小弁」さんとそのご子息であるため、
走っている車の95%は日本車です。
ボートや船も全て日本製でした。
モリ、という名のつく森小弁さんの子孫は3000人にものぼっており、モリファミリーとして敬われる存在なのです。
そのモリファミリーが、野球を伝えたと言っても過言ではないと感じたのは、英語圏なのに、ベースボールは通じず、「Yakyu」と皆が言っているのに驚きました。
グランドは整備する車やトンボすらなく、草原と化していたり、
なんと女性は野球場に入ってはいけない!と言われていたり、ここでも驚きは大きかったです。
島で唯一の野球場に、下校する子どもたちを集め、とにかく野球の楽しさを感じてもらいました。
バッティングが大人気で、ティー台を4台ほど並べれば、そこは人が途絶えないくらい何回も打ちにきたり、外野では「初めてのキャッチボール」として、柔らかいボールから硬式球まで、好きなボールと寄贈したグラブをはめて、投げ合いっこをしていました。
これだ。
野球の本来の楽しみ方は、道具を道具で扱う難しさにあり、それができた時の喜びは、こんな最高な表情になるんだ!と、Yakyuを始めた頃の気持ちを思い出させてくれました。
最後には、1打席対決も行い、真夏の気温だったにも関わらず、皆最後まで元気いっぱい楽しんでもらえました。
零戦や貨物船が見えるところにたくさん沈んでる、ミクロネシア。
この先も、日本との交流を深め、お互いに発展していけるよう、スポーツを通した国際交流を続けていきたいと思います。
また会いましょう!!!!
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